鹿肉で餃子

2021/11/18

Cooking Hunting

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 鹿肉といえば低温調理で火を通したローストベニスンなどが真っ先に浮かびますが、鹿肉で餃子もとても美味しくて肉の部位もあまり選ばないのでおすすめです。


今回は、餃子の皮も手作りしてみました。
市販の皮ではできない適度な厚みからくる食感も楽しめます。


まずは、鹿肉をミンチ肉に加工します。
ミンサーがあれば最高ですが、ない場合は包丁で刻んだあとひたすら叩いてミンチにするかフードプロセッサーでミンチにしても大丈夫です。

なおミンサーですが、自分の使っているボニーミンサーぐらいだと大きな塊肉とか筋や筋膜ごと何も考えずに突っ込んでもミンチになって出てくるのですが、よく売ってるプラ製のミンサーだと詰まってうまくミンチにならないらしいので、肉は小さめに、筋は取り除いて少しづづミンサーに入れていくのがポイントらしいです。


鹿のミンチ肉に、フードプロセッサーで細かくして汁を絞ったキャベツ、刻んだニラ、ラード(豚の脂身のミンチでもよい)、塩、醤油、ガラスープの素を入れて粘り気が出るまでしっかり捏ねます。
鹿の肉は見てのとおり脂っ気がまったくと言っていいほどないので、ラードはこれでもかというぐらい入れても大丈夫です。
本当は牛脂みたいに豚の脂身だけ安く手に入るとそれを鹿肉と一緒に挽くといいのですが、まあ売ってるところ見ないので簡単に手に入るラードを使ってます。
イノシシの脂身があればそれ使ってもいいと思います。(手持ちのイノシシ肉がちょっと臭うオッス肉しかないので残念・・・)

材料は鹿のミンチ肉250gにキャベツ1/4玉、ニラ1束ってところでしょうか。
肉々しくない餃子が好きな人はキャベツとニラはもっと多くても大丈夫だと思います。



タネが出来たら次は皮なのですが、実際はまず皮を仕込んでからミンチ作る工程に行ったほうが効率がいいので適宜そのように・・・


材料は薄力粉100g、強力粉100g、塩ひとつまみ、熱湯100cc
粉に熱湯を注いだら菜箸でぐるぐるかき混ぜて、ある程度手でまとめたら小さくちぎって粗熱をとります。(結構熱いので火傷には注意)

生地が冷めたらひとまとめにして軽く捏ねたらラップで包んで30分ぐらい寝かせます。
このときはまだボロボロとまとまりにくいですが気にしなくて大丈夫です。

寝かせた生地がしっとりとまとまりやすくなっているのでこれを捏ねて4等分し、10cm程度の棒状にしたらもう一度ラップに包んで30分ぐらい寝かせます。


寝かせた生地を2.5cmぐらいの棒状に伸ばし、1.5cmぐらいの厚みに切り、粉を打ちながら丸く伸ばし皮にします。
このとき少しづつ回しながら伸ばしていくと丸い形になりやすいです。

皮ができたらタネを包めば餃子の完成です。
タネを包むとくっつきやすくなるので包んだ側から油を引いたホットプレートに並べていくと楽ですね。

あとはホットプレートが温まったら熱湯を注いで蓋をし、しばらく蒸し焼きにします。
水が無くなってきたら蓋をとってごま油を追加し、パリっと焼けたら完成です。


鹿肉の餃子ですが、普通の餃子よりも肉々しい感じに仕上がります。
肉の色も茶色っぽいので見た目も少し違いますが、とても美味しいですよ。
おすすめです。

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